出張「街中スナック」とは?

レポート記事

「サードプレイス」としてのスナック

ユニークな商品やサービスの特長を研究し、日本を元気にする「ユニーク商品研究所」

 今回は「出張・街中スナック」の研究。レポートで取り上げるのは、株式会社イナックが手掛ける「街中スナック」。スナックといえば、昭和のおじさんのオアシスというイメージが大変身。

 「街中スナック」は、コロナ禍での対面コミュニケーションの減少高齢化や再開発などによる地域の変容といった流れの中で、若者からシニアまで世代を超えた「コミュニティ」「居場所」「サードプレイス」を提供する、地域貢献型の“新しい飲食店”だという。

従来のスナックとは異なり、若者世代がママ/マスターをつとめ、あえてカラオケなどを置かずに、お客様同士そしてママ/マスターとの会話が楽しめる居場所です。お客様の深酒防止やスタッフの健康にも配慮し、22時には閉店いたします。街の方々と共創したイベントを随時発信することで、「街中スナック」から生まれるコミュニケーションを街づくりへと繋げてまいります。

クリーンなスナックとして健全で安心に、どんな世代でも気持ちよく過ごせる、そして街の中に世代を超えた仲良しができる、そんな居場所を提供いたします。

「街中スナック」HPより引用

社内に出張スナック?

近年、パワハラ・セクハラ・モラハラなどのハラスメントが騒がれる中で『部下とどうやって関わったら良いのかわからない』『怖くて飲みにも誘えない』などのよく耳にします。

また、コロナウイルスをきっかけにリモートワークが進み、デジタル化も進む中で社員同士のコミュニケーションは気薄かし、必要最低限のコミュニケーションしかとらないという例も多々あります。

そこで街中スナックは普段、固定店舗にて世代を超えた人と人を繋ぎ、アナログのコミュニケーションの再定義を実践している私達が課題を抱えた会社様のオフィスや工場などに出向いて社内に街中スナックを作ってしまおうというものです。

「出張街中スナック」のHPより引用

ユニークまとめ

 コロナ禍の在宅ワークや行動制限により、ず〜っと家にいる生活。最初は新鮮で楽だったかもしれない。しかし、それが続くうちに、家以外の自分の「居場所」って他にあるんだろうか?こんな思いにかられた人もいるんじゃないかと思います。  

 そこで、スナックという昭和のサードプレイスに別視点でフォーカスした「街中スナック」ユニークなサービスですよね。

 更に、リモートワークやパワハラ、モラハラ、Z世代が声高に叫ばれる中、社内のコミュニケーションがうまく進まない、そこで会社にスナックを出張させようなんて、本当にユニークなアイデア。

 人は一つの顔だけではなく、様々な一面を持っていますよね。場所が変われば違う一面もだせる。今のストレス社会では本当に必要なことなんじゃないでしょうか。「サードプレイス×違う一面」というのはこれから間違いなく伸びていく分野ですね。

 ユニーク商品で日本を元気にする会社や個人が、どんどん出てきて欲しいですね!こんな商品・サービスがあるという情報もお待ちしています。

ユニークな商品やサービスで日本を元気に「ユニーク商品研究所」

See you next !

タイトルとURLをコピーしました