「旅する日本酒」1合缶とは?

レポート記事

旅する日本酒

ユニークな商品やサービスの特長を研究し、日本を元気にする「ユニーク商品研究所」!

今回は「旅する日本酒」の研究。レポートで取り上げるのは、日本酒ブランド「ICHI-GO-CAN®」を展開する株式会社Agnaviと、JR九州商事株式会社が販売を開始する、JR九州が保有する「或る列車」、「ゆふいんの森」、「ふたつ星4047」、「36ぷらす3」のデザインをモチーフにしたICHI-GO-CAN®

 電車で飲む日本酒かと思いきや、缶自体がJR九州の人気列車とコラボとは! これはユニークな商品ですよね〜

JR九州 ふたつ星4047 純米酒 一合缶

■運行区間:有明海コース 武雄温泉→長崎、大村湾コース 長崎→武雄温泉

■蔵元:合資会社光武酒造場(佐賀県鹿島市)

■精米歩合:50%

■アルコール度数:15度

■説明: 原料に佐賀県産米を100%使用し、贅沢に50%まで精米して仕込みました。吟醸造りの低温発酵をさせ昔ながらの麹造りで大吟醸酒と同様の手間をかけました。芳酵で米の旨味が凝縮された味わいが特徴の手造り純米酒です。

ICHI-GO-CANのHPより引用

電車とコラボしたパッケージがカワイイ! しかも、それぞれの地元酒蔵の日本酒なんですね〜これは旅情を誘うし、お土産にも買いたい!

1合缶

そもそも、この日本酒の1合缶という商品設計もユニークですよね〜

「適量・オシャレ・持ち運び便利」の1合 180 mLサイズの缶入り日本酒“一合缶®”を通じて、日本酒を世界に広めます。全国の地酒を一合缶で取りまとめて販売し、蔵の大小に依存しない地方の酒蔵の魅力を発信します。そして、地方の歴史ある酒蔵が存続安定できるようにするためのゲームチェンジャーとなり、消費者が様々な一合缶をワンストップで入手できる商流の構築を目指します。

ICHI−GO-CANのHPより引用

ズラーッと缶を並べると本当に、オシャレですよね〜。カワイイ、端から買いたくなっちゃう。

ユニークまとめ

この日本酒を1合缶にするというコンセプト、ユニークな商品ですよね。

たしかに、日本酒って蔵ごとに美味しいお酒あるんだろうけど、小さい酒蔵ほど生産量も多くないので、本当に地元の酒屋にしか出回らないから一般消費者が試す機会が少ない。また、買う方も一升瓶(1800ml)や、四合瓶(720ml)って量も多いのでハズレたくないって意識が働くと、新たな銘柄を手に取りづらいですよね〜。

この「高品質なもの ✕ 小さく」は、これから間違いなく伸びる分野ですよね〜。 高品質なんだろうけど、量が多かったり、サイズが大きかったりするものって試す機会がない。大きく良いものにすればするほど機会損失を起こすというジレンマを解決する、ユニーク商品ですよね! 素晴らしい!

あなたの身の周りにも、小さくできる商品あるんじゃないですか?

ユニーク商品で日本を元気にする会社や個人が、これからもどんどん出てきて欲しいですね! こんな商品・サービスがあるという情報もお待ちしています。

ユニークな商品やサービスで日本を元気に「ユニーク商品研究所」

See you next !

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