「雪山=スキーの概念をなくしたスキー場」とは?

レポート記事

「雪山=スキー」ではない?

ユニークな商品やサービスの特長を研究し、日本を元気にする「ユニーク商品研究所」!

 今回は「雪山=スキーの概念をなくしたスキー場」の研究。レポートで取り上げるのは、志賀高原プリンスホテル・志賀高原 焼額山スキー場が、2024年1月~3月31日まで1日1組限定で「雪山=スキー」という固定概念を捨て、提供するプラン。

 志賀高原プリンスホテル・志賀高原 焼額山スキー場といえば、スキーのメッカ志賀高原でもサラサラの雪質に定評のある奥志賀の名門スキー場。そんな名門スキー場が「雪山=スキー」という固定概念を捨てたプランとは、ユニークな商品ですよね~。

「時を楽しむ、焼額山プラン」のポイント

専属のバトラーがお出迎え、チェックインは宿泊するスイートルームにて手続き。

・チェックイン後、スタッフが運転する圧雪車に同乗し、ゲレンデのビューポイントを目指し、

・夕日を見ながら、雪中酒やホットワインなどのアルコールやホットドリンクを召し上がりながら景色を楽しむ

・夕食はレストランではなく特別な個室で料理長自慢のコース料理を召し上がっていただく。

・翌日はゴンドラで山頂へ向かい、スノーシューを履きガイドと一緒に焼額山の雪原

志賀高原プリンスホテルのHPより引用

実は他にもある?特等席?

それぞれの特等席とは

営業終了後の誰もいないスキー場に、自分たちだけの圧雪車で山頂の「特等席」へ。特等席には、特別な空間が用意されており、腰を掛けると、目の前に北アルプスと茜色に刻々と染まっていく空が広がり、夕陽が稜線に沈んでいくのを眺めながら、地元酒造所の雪中酒を熱燗で乾杯。帰りの圧雪車からは、満点の星空が一面に広がる。

翌日はゴンドラで山頂へ、ゲレンデから1歩、樹氷林の中へ飛び込むとそこには音がない「特等席」。足元からは「キュッ」と雪のきしむ音、さらに一歩進み顔を上げるとそこには青と白のコントラストで創られた世界が広がる。周りを見回すと、白ウサギの足跡や、ダイヤモンドダストなど神秘的な空間が目の前で織りなされる。

志賀高原プリンスホテルのHPより引用

「夕日が沈む稜線」、営業終了後のゲレンデからの「満点の星空」、「音がない特等席」、一般のスキー客が知らない「特等席」が実はあったのですね〜ステキ。

ユニークまとめ

 雪山=スキーやスノーボードをするところと、お客さんも、事業者も当然のように思っていたところに、他の魅力もあるんじゃないのと、切り込んでいますよね。

 この「メイン舞台の裏に隠れた、関係者だけが知っている魅力 × 旅行プラン」これはこれから間違いなく伸びていきますよね。

 既成サービスよりも、私だけのプランや商品を、商品にも個性を求める人たちが確実に増えてきています。

 またインバウンドも含め、それらのお客さんは自らが価値を感じるものにはお金を使います。いや~ユニークな商品ですよね。素晴らしい!

 ユニーク商品で日本を元気にする会社や個人が、これからもどんどん出てきて欲しいですね! こんな商品・サービスがあるという情報もお待ちしています。

ユニークな商品やサービスで日本を元気に「ユニーク商品研究所」

See you next !

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