慢性頭痛の人のための
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ユニークな商品やサービスの特長を研究し、日本を元気にする「ユニーク商品研究所」
今回は「頭痛記録アプリ」の研究
みなさんも、頭が痛い時ってありますよね。
でも、「どんな時にどんな風に痛かったですか?」と聞かれて、はっきり答えられますか?
今回取り上げるのは350万人以上が利用する頭痛記録アプリ『頭痛ろぐ』を運営するHealint Pte LTDと埼玉医科大学病院が「遠隔診療における電子的頭痛ダイアリーによる頭痛AI診断の検証」と題した臨床研究を立ち上げたという話。
これはユニークな取り組みですよね。
https://migrainebuddy.com/より引用
現在日本には3,000万人の慢性頭痛の患者がいるにも関わらず、非頭痛専門医の片頭痛診断治療率は20%にも満たず、未だ診断も治療も不十分となっています。このような現状から、頭痛の診療を支援するツールの開発が急務となっています。
本研究において、AIによる片頭痛の診断が経験豊富な頭痛専門医による対面診察と比較して遜色なければ、AIを使用することで医師の臨床経験の差によるばらつきを回避でき、片頭痛患者の診断率は高くなると考えられます。その研究に使用する頭痛の記録及びAI診断の媒体として頭痛ろぐが採用されました。
本研究は、日本だけでなく世界中で何億人もの患者が罹患している片頭痛診断の大きな飛躍的進歩につながると考えられています。今後、片頭痛やその他の関連疾患がより正確に診断されることにより、より適切な治療法を選択できるようになると期待されます。
Healint Pte Ltd より引用
慢性頭痛の人って3,000万人もいるんですね! みなさんの身の回りにも「頭痛持ち」の人っていますよね。それだけ多くの人が悩んでいるということ。
デジタル記録とAI
https://migrainebuddy.com/より引用
この研究に使用されているAIは、ヒーリント社独自の医療アプリ用の機械学習プラットフォームによるもので、ヒーリント社が開発した頭痛記録アプリの『頭痛ろぐ』(英語名称:Migraine Buddy)のAIだそうです。
この頭痛記録アプリ『頭痛ろぐ』はこれまでの約10年間に世界で350万人以上を超えるユーザーを獲得し、その詳細な頭痛発作記録によりAIを学習させていて、現在までに蓄積した大規模なデータからパターンを検出することが可能となっているそうです。
いや〜すごいデータ量!
ユニークまとめ
この『頭痛ろぐ』という記録アプリ、ユニークなサービスですよね。
たしかに病院へ行った時に、「いつから痛みますか?」とか「どんな風に痛みましかた?」ってお医者さんに聞かれても、うまく答えられない経験ってありますよね。
それをスマホアプリに、いつ、どの部分が、どのように痛かったかを入力しておけば正確に伝えられます。
しかも、世界350万人以上のデータを、AIに学習させパターン検出が可能って、直接診療にも生かせるようになりそうですね。
慢性頭痛の人って辛いじゃないですか、その治療にユーザーの記録が生きてくるってユニーク。素晴らしいですね。
『辛さ×アプリ記録』ってまだまだ伸びる分野だと思います。
ユニーク商品で日本を元気にする会社や個人が、どんどん出てきて欲しいですね!
こんな商品・サービスがあるという情報もお待ちしています。
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See you next !